米政府が最新ガイダンス発表で円買い加速、対中関税率84%に更新し累計104% ドル円145.30円台
米政府が最新ガイダンス発表で円買い加速、対中関税率84%に更新し累計104% ドル円145.30円台
米政府が9日から適用される対中関税に関する最新ガイダンス発表、関税率を84%に更新した。50%上乗せを撤回することはないということだ。当初予定の34%の追加関税に50%上乗せし計84%(2月に10%、3月に10%上乗せ)累計104%になる。
米中貿易戦争激化不可避でリスク回避の円買いが加速、ドル円は145.30円台まで下落、早朝高値146.30円台から1円下げている。豪ドルとNZドルの下げがきつい。きょう利下げが予想されているNZは対ドルで2020年3月以来の安値をつけている。日経平均は急反落、ダウ先物は600ドル近く下げ、ナスダックは2%超下落している。原油も一段安。

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。