FX/為替「ドル/円今日の予想」外為どっとコムトゥデイ 2025年10月24日号

マネ育チャンネル 2025/10/24(金) 08:04

主要通貨ペア（ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円）について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時　：2025年10月24日8時00分
執筆・監修：株式会社外為どっとコム総合研究所　為替アナリスト　中村勉

23日（木）の為替相場

期間：23日（木）午前6時10分～24日（金）午前5時55分　※チャートは30分足（日本時間表示）　出所：外為どっとコム

（１）：米中古住宅販売は予想に一致

米9月中古住宅販売件数は年率換算で前月比+1.5％の406万件と市場予想に一致した。

（２）：米中首脳会談開催決定

米ホワイトハウスは、トランプ大統領が30日にアジア太平洋経済協力会議（APEC）が開催される韓国で中国の習近平国家主席と首脳会談を行うと発表した。なお、トランプ大統領はこれより前に米中首脳会談の開催を示唆していた。

23日（木）の株・債券・商品市場

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ドル/円の見通し：米CPIは予想外の結果となることも

昨日のドル/円は約0.4％上昇した。高市新政権の掲げる「責任ある積極財政」による経済政策への期待から円が売られた。また、トランプ米大統領が30日に習近平中国国家主席と会談すると発表したことで、米中貿易摩擦を巡る懸念が和らぎ、ドル買いが進行。一時、約2週間ぶりとなる152.79円前後まで上昇した。本日は日米の9月消費者物価指数（CPI）が発表される予定だ。日銀の追加利上げと米連邦準備制度理事会（FRB）の追加利下げを巡り、注目が集まっている。米9月CPIについては、米政府機関閉鎖の影響により完全なデータが揃っていない可能性が指摘されており、市場予想と大きく乖離する結果となる可能性もある。この場合、結果を受けてドル/円は大きく変動するだろうが、FRBの追加利下げ観測への影響は限定的とみられる。なお、米金利先物では10月・12月の連邦公開市場委員会（FOMC）での25bp（0.25％ポイント）利下げを、それぞれ約99％、約92％織り込んでいる。そのほか、本日は高市首相が国会で所信表明演説を行う予定となっている。

注目の経済指標：米CPI

注目のイベント：特になし

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