続落、米原油在庫の増加が重し=NY原油概況
NY原油先物12月限(WTI)(終値)
1バレル=59.60(-0.96 -1.59%)
ニューヨーク原油の当限は続落。供給過剰懸念が根強いなか、米エネルギー情報局(EIA)の週報で原油在庫が増加したことが重しとなった。需要の端境期にあることから製油所稼働率は86.0%まで低下し、原油消費が鈍っていることが原油在庫を押し上げている。低調に推移する原油輸入量が日量592万4000バレルまで回復したことも在庫の押し上げ要因。
時間外取引で12月限は61.09ドルまで強含んだが上値は重く、通常取引開始を控えて売り優勢で推移した。通常取引開始後、再びプラス圏に浮上したものの、戻り待ちの売りに押されると59.52ドルまで下落した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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