ロンドン午前、ドル買い先行もNY連銀総裁発言で鎮静化=ロンドン為替
ロンドン午前、ドル買い先行もNY連銀総裁発言で鎮静化=ロンドン為替
ロンドン午前は、ドル買いが先行した。ドル円は153.22近辺まで高値を伸ばし、2月13日以来のドル高・円安水準となった。ユーロドルは1.1603近辺、ポンドドルは1.3343近辺まで安値を広げた。米10年債利回りが4.11%付近から4.13%台へと上昇する動きに足並みをそろえた。また、ユーロ円も177.94近辺まで買われ、過去最高値を更新した。ポンド円も買われたが、東京午前の204.88近辺の高値には届かなかった。その後、上昇に一服感がでるなかで、ウォリアムズNY連銀総裁が「年内の追加利下げを支持」とニューヨークタイムズが報じたことで、ドル売りに反応。ドル円は一時152.50付近まで反落。ユーロドル1.16台前半、ポンドドル1.33台後半などで下げ一服となった。クロス円は上値が重くなり、ユーロ円177.25近辺、ポンド円203.92近辺まで安値を広げた。NY時間の一連の米金融当局者発言待ちとなっている。
USD/JPY 152.67 EUR/USD 1.1619 EUR/JPY 177.40

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。