休場明け米株式市場、ダウは5日続伸、ナスダックなども堅調=米国株概況
休場明け米株式市場、ダウは5日続伸、ナスダックなども堅調=米国株概況
昨日の休場明けとなったきょうのNY株式市場はダウ平均、ナスダックとも続伸している。なお、本日は東部時間午後1時までの短縮取引となっている。終値はダウ工業株30種平均が289.30ドル高の4万7716.42ドル、ナスダック総合指数が151.00高の2万3365.69、S&P500が36.48高の6849.09。
寄り付きから米株式市場は小幅ながらプラス圏推移。感謝祭翌日ということで取引参加者がやや少ないマーケットとなる中で、堅調な地合いが続き、上値をトライする動き。
ダウ平均は47750ドルを付けた後、引けを前に100ドルほど調整売りが入る場面も、引け間際には再び買いが強まる展開となった。30銘柄中25銘柄が上昇となっており、力強さが見られた。銀行大手JPモルガン<JPM>、ゴールドマンサックス<GS>がともに堅調。IBM<IBM>、アマゾン<AMZN>、マイクロソフト<MSFT>などもしっかり。セールスフォース<CRM>は上げ幅を縮めたが、それでも1%超の上昇。今日のブラックフライデーからの年末商戦が気になる小売り大手ウォルマート<WMT>も強かった。エヌビディア<NVDA>は調整売りが継続。
マグニフィセントセブンは上記アマゾン、マイクロソフトに加えメタ<META>が強さを見せた。序盤しっかりのアルファベット<GOOG><GOOGL>はその後上げを解消。
その他では、半導体大手インテル<INTC>が10%を超える上昇。米証券会社のアナリストが2027年にもアップルのMプロセッサー供給開始の観測を示したことなどが好感された。
製造品のブランドアカウンタビリティ認証ソリューションの提供などを行うSMXセキュリティマスターズ<SMX>は、これまで困難とされたレアアースの原産地情報維持の技術が報じられて200%を超える上昇。
来週の株式吸収(リバース・スプリット)を嫌気して大麻関連大手ティルレイ・ブランズ<TLRY>が20%を超える下げ。
日米の官民連携での投資先として名前が報じられたサンディスク<SNDK>が堅調。
アップル<AAPL> 278.85(+1.30 +0.47%)
マイクロソフト<MSFT> 492.01(+6.51 +1.34%)
アマゾン<AMZN> 233.22(+4.06 +1.77%)
アルファベットC<GOOG> 320.12(-0.16 -0.05%)
アルファベットA<GOOGL> 320.18(+0.23 +0.07%)
テスラ<TSLA> 430.17(+3.59 +0.84%)
エヌビディア<NVDA> 177.00(-3.26 -1.81%)
メタ<META> 647.95(+14.34 +2.26%)
セールスフォース<CRM> 230.54(+2.39 +1.05%)
ゴールドマン<GS> 826.04(+10.03 +1.23%)
ウォルマート<WMT> 110.51(+1.41 +1.29%)
JPモルガン<JPM> 313.08(+5.44 +1.77%)
IBM<IBM> 308.58(+5.37 +1.77%)
ティルレイ・ブランズ<TLRY> 0.81(-0.22 -21.07%)
インテル<INTC> 40.56(+3.75 +10.19%)
サンディスク<SNDK> 223.28(+8.24 +3.83%)
SMX Security Matters PLC<SMX> 61.04(+43.64 +250.80%)
MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。





