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FX/為替「ドル/円今日の予想」 外為どっとコム トゥデイ 2025年11月28日号

マネ育チャンネル 

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2025年11月28日8時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト 神田卓也

目次

▼27日(木)の為替相場
(1):日銀の野口審議委員、利上げは慎重に
(2):ECB議事録公表

▼27日(木)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:週末・月末・米国準祝日で動意限定の公算/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

27日(木)の為替相場

期間:27日(木)午前7時10分~28日(金)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):日銀の野口審議委員、利上げは慎重に

日銀の野口審議委員は大分で講演し「物価安定目標が見通し期間の後半に達成されるとすれば、政策金利の調整も、それに向けた適切なペースで行われていくべき」として段階的な利上げの必要性を指摘しながらも、「政策調整のペースはおそらく、早すぎても遅すぎても問題が生じる」とした上で「政策調整は慎重に行われるべき」だと主張。市場は、野口委員が拙速な利上げに警鐘を鳴らしたと受け止めた。

(2):ECB議事録公表

欧州中銀(ECB)は10月理事会の議事要旨を公表。「理事会は今後の会合においてあらゆる政策手段を利用できる状態を維持し、状況に迅速に対応できる機敏性を備えておくことが重要」とし、「今後の金利決定について明確な意思表示は避けるべき」とした。また、一部当局者は「リスクが顕在化しない限り、現在の良好な見通しは維持される可能性が高いため、利下げサイクルは終了した」「慎重なアプローチを取ることで、良好な状態を維持できる可能性は高まる」と主張していたことが明らかになった。

27日(木)の株・債券・商品市場

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ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

<外為注文情報はこちら>

【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

人気通貨ペア 本日の予想レンジ

ドル/円の見通し:週末・月末・米国準祝日で動意限定の公算

昨日のドル/円は155.72~156.46円前後のレンジで推移し、終値ベースで約0.1%下落した。野口日銀審議委員の金融政策をめぐる発言によって値動きがやや不安定化する場面もあったが、米国が感謝祭休暇に入ったことで総じて見れば静かな一日となった。
米国は本日もブラックフライデーの「準祝日」となる。NY市場では株と債券の取引が時間を短縮して行われるが、ホリデームードが続く中で為替取引も手控えられる公算が大きい。一方、本日の東京市場では午前8時30分に11月の東京都区部消費者物価指数(CPI)が発表される。日銀の12月利上げについて、市場は「半信半疑」の状態だけに、全国CPIの先行指標となる東京都区部CPIにも関心が寄せられている。もっとも、週末・月末かつ米国が「準祝日」となる中で、円相場が東京都区部CPIに強く反応することは考えにくい。本日のドル/円は、155円台後半では底堅い半面、156円台後半に近づけば上値が重くなる展開が続きそうだ。

注目の経済指標:ドイツCPI

注目のイベント:特になし

※時間は日本時間での表示になります。
※「注目の経済指標」「注目のイベント」は注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示しております。
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

 
kanda.jpg株式会社外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。

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執筆者 マネ育チャンネル

執筆者 : マネ育チャンネル|外為どっとコム

マネーを育てよう!をテーマに、外為どっとコム総合研究所に所属する研究員が執筆するオリジナルレポートのほか豪華講師陣の貴重なFXレポート、個人投資家や著名投資家のインタビュー記事など、バラエティ豊かな情報を配信しています。為替トレンドに合わせた特集記事やFX初心者でも安心の学習コンテンツを用意しており、個人投資家の取引技能の向上に寄与すべく活動しています。

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