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為替相場まとめ11月24日から11月28日の週

為替 

 24日からの週は、感謝祭休暇を控えて取引量が細るなかで、米12月利下げ観測の再燃と日本の金融・財政政策をめぐる思惑が交錯。ドル高の動きが一服している。ドル円は株高を背景にリスク選好の円売りが先行し一時157円目前まで上昇したが、ダラス連銀製造業指数や消費者信頼感指数など米指標の下振れを受けて失速し、米12月利下げ織り込みが急速に高まる中で155円台半ばまで押し戻されるなど調整色が強まった。 それと並行して、日銀タカ派報道による12月追加利上げ警戒からの円買いと、政府の11兆円超の国債増発計画観測による財政悪化懸念の円売りがぶつかり、さらに野口審議委員の慎重な利上げスタンスも重なって円相場は神経質に振幅した。ポンド相場も注目された。警戒されていた英秋季予算案を無難に通過して財政余力拡大が意識されると、これまでの売り圧力から一変して「事実での買い」が強まり、対ドルで1.32ドル台、対円で207円台と重要なレベルを上抜けした。 ユーロも独Ifo景況感指数悪化という逆風を受けつつも、ドル全面安の流れに支えられ対ドルの下値は限定的にとどまり、底堅い推移となった。豪ドルやNZドルにも買い圧力が掛かり、相対的にドル相場は地盤沈下している。週末は感謝祭休暇で取引動意が薄れるなか、ややドルに買い戻しが入った。

(24日)
東京市場 勤労感謝の日の振替休日のため休場。

ロンドン市場 円売りが優勢となった。ドル円は一時156.94円近辺まで上昇し、157円台に迫る場面が見られた。クロス円も総じて堅調で、ユーロ円は181円手前、ポンド円は205.50円付近まで高値を伸ばした。ただ、26日の英秋季予算案発表を控えて対ユーロでポンド売りが出るなど、一部で調整も見られた。米株先物の堅調さや、12月の米利下げ観測の高まりが市場の支援材料となり、独Ifo景況感指数の悪化に対する反応は限定的であった。

NY市場 ドル円は買い戻しが先行し一時157円台を回復したが、その後は売り戻され156円台での推移となった。依然として底堅いものの、一本調子の上昇には陰りが見え、上値では戻り売りが出た。11月のダラス連銀製造業景気指数は予想以上のマイナスとなり、ドル円が弱い指標に敏感になる場面もあった。FRB高官の発言を受けて12月の利下げ期待が再燃し、確率は85%まで上昇。一方、ユーロドルは方向感がなく、ポンドは英予算案待ちで様子見ムードが漂った。

(25日)
 東京市場は、連休明けのドル円は上値が重い展開となった。早朝の157円近辺から、9時過ぎには156.56円まで売られる場面があり、その後は156.85円前後でもみ合う展開となった。日本の財政赤字への警戒感はあるものの戻りは鈍く、クロス円も総じて軟調に推移した。ユーロ円は180円台半ば、ポンド円も205円台前半へと水準を切り下げた。市場は夜の米経済指標発表を控え、様子見姿勢も見られた。

 ロンドン市場では、円高とドル安が混在する展開となった。ドル円は東京時間の高値から反落し、一時156.10円台まで下落した。欧州株安や米株先物の軟調さに加え、政府・日銀による介入警戒感が円買いを誘発した。一方で、米12月利下げ観測の高まりを背景にドル売り圧力も強く、ユーロドルは1.15台前半、ポンドドルは1.31台前半でじり高となった。英予算案発表を翌日に控え、ポンド相場は神経質な動きが続いた。

 NY市場では、ドル安が優勢となり、ドル円は一時155円台まで下落した。米生産者物価指数(PPI)や消費者信頼感指数が弱い内容となり、FRBの利下げ期待が確実視されたことが背景にある。日本の財政不安から円安観測は根強いものの、米金利低下に伴い来年にかけてドル円が調整するとの見方も浮上している。ユーロドルは1.15台後半へ買い戻され、ポンドも対ドルで1.32ドル台を一時回復するなど、ドル売り・他通貨買いの流れが鮮明であった。

(26日)
 東京市場で、ドル円は乱高下した。156.37円付近まで上昇した後、ロイター通信が「日銀がタカ派姿勢を復活させ12月利上げを意識」と報じたことで急速に円買いが進み、一時155.65円まで急落した。しかし、利上げによる国債利回り上昇懸念もあり円買いは続かず、その後は156円台前半へ戻した。豪ドルやNZドルは、それぞれの国内要因(豪CPI加速、NZ利下げ織り込み済み)により対円で上昇した。

 ロンドン市場は、円売りが再燃した。日本政府の補正予算案で11兆円超の国債発行方針が伝わると、財政悪化懸念から円が売られ、ドル円は156.60円近辺まで上昇した。クロス円も連れ高となり、ユーロ円は181円台、ポンド円は206円台へ乗せる場面があった。英秋季予算案発表を直前に控え、ポンドは英予算責任局(OBR)の予測などを巡り対ドルで激しく振幅するなど、方向感の定まらない神経質な展開となった。

 NY市場では、ドル円は米新規失業保険申請件数の好結果を受けて一時156.75円付近まで買われたが、感謝祭を前に様子見ムードが広がり、156円台半ばで伸び悩んだ。市場ではFRBの12月利下げがほぼ確実視されている。注目された英秋季予算案では220億ポンドの財政余力拡大や増税が発表され、ポンドは買い戻し優勢で1.32ドル台を回復した。ユーロドルも1.16ドル台へ一時上昇するなど、ドル売りの流れも一部で見られた。

(27日)
 東京市場では、ドル円が昨日の上昇から一転、米感謝祭前の調整売りで一時156円を割り込んだ。その後、野口日銀審議委員が利上げに慎重な姿勢を示すと、イベント通過に伴う買い戻しで156円台を回復した。午後は155.80台で底堅く推移した。クロス円は調整主体で、ユーロ円は180円台後半、ポンド円は206円台後半でのもみ合いとなった。ドル相場はドル売りの流れが見られたが、ユーロドルは1.16ドル台回復後に伸び悩み、ポンドドルは1.32ドル台後半へ上昇するなど、まちまちの展開だった。

 ロンドン市場は、NY市場の感謝祭休場を控えたポジション調整により、ドル買い戻しが優勢となった。ドル円は156円台前半へ反発し、ユーロドルは1.16台割れから1.15台後半へ、ポンドドルは1.32台後半から1.32台前半へと反落。特にポンドは、前日の秋季予算案を受けた買いから一転して売り戻され、英国債利回りも上昇。財政計画への不透明感や、インフレ低下見通しによる英中銀の利下げ観測が意識されている。ユーロ円は181円を挟んだ振幅。ポンド円は207円付近から206円台半ばへと軟化。欧米株は模様眺めで小動き。

  NY市場は感謝祭の祝日のため休場。

(28日)
 東京市場は、取引が閑散。ドル円は156円前半中心に50銭程度の狭い値幅で推移した。 156.58円まで上振れ後、156.10円まで下げ、前日NY終値156.31円を挟み方向感欠く動き。 米感謝祭・週末要因で海外動意薄く、東京時間は模様眺めムードが広がった。年末商戦警戒も、現時点では手がかりは限定的。​ユーロ円は181.52円、ポンド円207.21円、豪ドル円102.31円まで強含み後に押し戻しされている。 ドル円同様方向性は鈍いが、ユーロ円180.86円まで下落しユーロ売りが目立っている。

 ロンドン市場は、ややドル買いの動き。ユーロドルは1.16付近から1.1550台へと軟化。ポンドドルも1.32台前半から1.32近くへとじり安の動き。昨日の米感謝祭までに見られたドル安の流れに対してポジション調整が入る格好となっている。その中でドル円は東京市場での156.10-156.58までの振幅の後は、値動きが収束している。156.30付近と前日終値近辺に張り付いている。クロス円はドルストレートでのドル買いの影響で何か。ユーロ円は181円台から180円台後半へ、ポンド円は207円台から206円台前半へと下押し。このあとのNY市場が感謝祭翌日のため株式・債券ともに短縮取引となる。流動性の枯渇が予想されるなかで全般に動意薄となっている。

 NY市場でドル円は、朝方の下げから反発した。156.00付近を瞬間的に割り込む場面もあったが、すぐに156.40付近へ反発。その後、再び156.00付近をトライするも156.20台へ戻すなど、値幅自体は限られたものの、やや不安定な値動きとなった。感謝祭翌日で市場参加者が少なく、やや荒っぽい動きが見られた。他通貨では、ユーロドルが1.16台を回復。ロンドン市場までのドル買いに対する調整が入った。同様にポンドドルは1.3255まで上昇した。クロス円も堅調で、ユーロ円は朝の180.50付近から181.20台まで反発、ポンド円は206.20割れから206.80付近へと上昇した。株式市場ではダウ平均が5日続伸。寄り付きから小幅高で始まり、その後上げ幅を広げる力強い展開を受けて、リスク選好の動きが広がった。

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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