ドル円は朝の下げから反発も、限定的=NY為替概況
ドル円は朝の下げから反発も、限定的=NY為替概況
きょうのNY為替市場、ドル円は取引参加者がやや少ない中で、不安定な上下を見せる場面が見られた。ロンドン市場からのドル安円高の流れが継続し、朝に156円99
銭と本日の安値を付けたものの、すぐに156円40銭前後まで反発。その後再び156円00銭前後まで落として、156円20銭台まで反発という動き。
木曜日が米国の感謝祭で休場。米年末商戦の本格スタート日となるブラックフライデーの今日は、木曜日から連休を取っている参加者が多く、取引参加者が少なくなってい
た。その分、値動きが荒くなったとみられる。もっとも値幅自体は抑えられており、156円台前半中心の推移。
ユーロドルはドル安が優勢。東京市場からロンドン昼頃にかけてはユーロ売りドル買いが優勢な展開で、1.1556を付けた。NY市場では一転して反発。東京朝につけ
た1.1600前後を超えて、1.1608を付ける場面が見られた。
ポンドドルも同様にロンドン市場昼までの下げから反発。1.3201から1.3255まで上昇している。
ユーロ円はNY朝までは売りが目立つ展開。ユーロドル、ドル円両面で下げたこともあって、東京市場で付けた181円52銭から180円53銭までほぼ1円の下げとな
った。その後はドル円の上昇もあって反発。東京朝の水準には届かなかったが、ロンドンからNY朝にかけての下げ分を解消し、181円20銭台を付けた。
ポンド円は東京朝の207円21銭から206円17銭まで1円超の下げとなった後、206円80銭台を回復、ポンドは今週の英政府による予算案提出を受けて、イベ
ントクリアの意識からポンド買いがやや入りやすくなっている。
MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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