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ドル円は149円台半ば 本日のドル安は一時的なものになる可能性が高い=NY為替

為替 

 NY時間の午後に入ってドルの戻り売りが続いており、ドル円は149円台半ばでの推移が続いている。本日はPCEデータが公表されたが、予想通りの内容ではあったが、FRBの利下げへの慎重姿勢を揺るがす要因にはならないと見られている。

 むしろ、本日のドル安は直近2日間の行き過ぎた急上昇の反動で、一時的なものになる可能性が高いとの指摘も出ている。FRBのターミナルレート(最終到達点)の水準を示唆する指標は本日のデータ後も上昇しており、本日のドル安が一時的に留まる可能性を示しているという。

 今後は堅調な消費者データが利下げ観測をさらに揺さぶる可能性があるとも指摘している。消費の勢いを示す要素としては、好調な新学期シーズン(年末商戦の初期シグナル)、裁量消費の回復、ハロウィーンでの記録的売上予測などが挙げている。

 また、これまでの緩やかな物価上昇を消費者がうまく吸収していることを示し、関税全額負担を背景に企業がさらなる値上げに動く余地を与える可能性があるとも指摘。

 米大手銀のアナリストによると、米消費者の現金保有額は依然として潤沢で、第2四半期には小切手口座・普通預金・マネーマーケットファンド(MMF)を合わせて21.8兆ドルと過去最高を記録。インフレ調整後でも、下位20%を除く全ての所得層がパンデミック前よりも多くの現金を保有している。これは低所得層に負担感がある一方、中高所得層は依然として堅調であることと一致するという。

 中長期的にはドルの弱気材料は残るものの、堅調な消費需要を背景にドル反発の余地はなお残されているとも指摘した。

USD/JPY 149.54 EUR/USD 1.1695 GBP/USD 1.3401

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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