英財務相の演説後、ポンドは小動きに留まる=NY為替
きょうのポンドドルは一時1.23ドル台まで下落していたものの、NY時間に入って買い戻しが膨らみ、1.24ドル台半ばに戻している。テクニカル的にはリバウンド相場の様相を見せており、1.25ドル台を再び回復できるようであれば、200日線が控える1.28ドル付近までの戻りも期待できそうだ。ただ、あくまで自律反発の域は出ていない。
本日は市場が注目していたリーブス英財務相の演説が行われていたが、ポンドの反応は小動きに留まった。同財務相はヒースロー空港の第3滑走路拡張など、成長促進策として複数のインフラプロジェクトを発表。また、EUとの関係を再構築し、米国との特別な関係を基盤として、世界中の急成長中の経済圏との結びつきを強化していくと述べた。レイノルズ経済相が近くインドを訪問する。
さらに、財政再建支援のための雇用主の国民保険料の引き上げを含む10月の予算案を擁護していた。
GBP/USD 1.2438 GBP/JPY 193.00 EUR/GBP 0.8376
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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