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ドル円、一時159円台後半まで買い戻される イラン情勢に和らぐ気配見られず=NY為替概況

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ドル円、一時159円台後半まで買い戻される イラン情勢に和らぐ気配見られず=NY為替概況

 きょうのNY為替市場、海外時間にかけてドル高が優勢となり、ドル円は一時159円台後半まで買い戻される場面も見られた。東京時間には日銀決定会合を受けて158円台に下落していた。

 イラン情勢に和らぐ気配が一向に見られず、原油高が続いていることがドル高を誘発。UAEが5月1日付でOPECおよびOPECプラスから離脱することを決定したと伝わったことも材料視された。

 トランプ大統領がイランからの最新提案を懐疑的に見ているとの報道も流れており、核濃縮終了と核兵器を決して製造しないという米国側の要求に応じる意思がないとの見方を示しているという。アナリストからは「これまで市場は和平協議への期待に飛びついてきたが、当面合意は実現しないのではとの懸念が広まっている」との指摘も出ている。

 本日からFOMCが始まり、明日結果が公表される。それを受けてどのような反応が出るか、本日は結果待ちの雰囲気も出そうだ。

 ユーロドルは上値の重い展開が見られている。一時1.1675ドル付近まで下落しており、200日線に顔合わせする動きも見られた。ただ、その水準はいまのところ維持されている。一方、ユーロ円も186円ちょうど付近まで下落し、21日線に接近したものの水準を維持している。

 今週の木曜日にECB理事会が予定され、政策は据え置きが確実視されているものの、将来の利上げを示唆する可能性はあると見られている。ただし、その場合でもユーロは短期的に上昇に苦戦する可能性があるとの指摘がアナリストから出ている。

 最新のユーロ圏PMIは、景気との相関性が強いサービス部門に下振れリスクが浮上していることが示されており、原油価格が大幅に下落しない限り、ユーロ圏はスタグフレーションに向かうと指摘。従ってECBは利上げ見通しについて、データ依存のアプローチを強調する可能性が高く、厳しい成長環境がユーロの重しとなる可能性があると述べている。

 ポンドドルは一時1.3460ドル付近まで下落。100日線を再び試す動きも見られたもののサポートされ、リバウンド相場はまだ温存されている。一方、ポンド円は順調に推移しており、215円での推移を継続している。

 今週は英中銀も金融政策委員会(MPC)を開催するが、ストラテジストは、投資家は政策委員の票割れに注目すると述べた。前回は全会一致での据え置きだったが、今回は8対1での据え置きと見られている。利上げが増えるようであれば、年内の利上げ期待を高めそうだ。

 市場はまた、成長とインフレの見通しに関する最新情報にも注目すると見られるという。成長見通しは下方修正、インフレは上方修正される可能性が高いとも述べている。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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