FX/為替「ドル/円今日の予想」 外為どっとコム トゥデイ 2026年4月28日号

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。
作成日時 :2026年4月28日8時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト 神田卓也
目次
▼27日(月)の為替相場
(1):ややドル高で取引開始
(2):イラン、新たな提案を提示
(3):イラン外相、露大統領と会談
▼外為注文情報/ ▼本日の予想レンジ/ ▼ドル/円の見通し:日銀イベントが円安を誘発するリスク/ ▼注目の経済指標・イベント
27日(月)の為替相場

期間:27日(月)午前6時10分~28日(火)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム
(1):ややドル高で取引開始
週末の26日にトランプ米大統領は、「イランの指導部では激しい内紛と混乱が起きており、彼ら自身も誰が責任者なのか分かっていない」として、「イラン側との会談のためにパキスタンに向かう予定だった代表団の派遣をキャンセルした」と自身のSNSで表明した。米国とイランの協議再開への期待が後退し、週明けの外国為替市場は前週末終値と比べややドル高で取引を開始した。
(2):イラン、新たな提案を提示
米ニュースサイトのアクシオスが「イランがパキスタンの仲介者を通じて、ホルムズ海峡再開に向け新たな提案を米国に提示」「核協議は今後の段階に先送り」と報じた。
(3):イラン外相、露大統領と会談
イランのアラグチ外相は、ロシアのプーチン大統領と会談し、「両国の関係は戦略的パートナーシップを反映しており、今後も強化され続ける」と述べたとイラン国営ヌール通信が報じた。その後、ロシアのラブロフ外相は「プーチン・アラグチ会談は有益だった」と述べた。
27日(月)の株・債券・商品市場
日経平均: 60537.36 △821.18
豪ASX: 8766.355 ▼20.167
上海総合: 4086.344 △6.444
英FT: 10321.09 ▼57.99
独DAX: 24083.53 ▼45.45
NYダウ: 49167.79 ▼62.92
日10年債: 2.477 △0.038
豪10年債: 4.9761 ▼0.0001
英10年債: 4.972 △0.060
独10年債: 3.033 △0.039
米2年債: 3.7972 △0.0189
米10年債: 4.3395 △0.0388
NY原油: 96.37 △1.97
NY金: 4693.70 ▼47.20
ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

【情報提供:外為どっとコム】
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人気通貨ペア 本日の予想レンジ
ドル/円: 158.700 ~ 160.500
ユーロ/円: 186.100 ~ 187.900
ポンド/円: 214.900 ~ 216.900
豪ドル/円: 114.100 ~ 115.200
ドル/円の見通し:日銀イベントが円安を誘発するリスク
昨日のドル/円は、米国とイランの和平協議をめぐる期待と不安が交錯する中、159円台で一進一退の展開となった。取引レンジは159.09円前後から159.60円前後で、終値は前週末比10銭未満の小幅高となる159.42円前後だった。米国とイランの和平協議については、イランが仲介国のパキスタンを通じて米国側に戦争終結に向けた新たな提案を行ったことが伝わった。米国もホルムズ海峡の封鎖解除を先行する新提案の受け入れに前向きな姿勢を示したとの報道もあるが、先行き不透明感は根強く原油価格は高止まりしている。原油価格が下落しない限り、すなわちホルムズ海峡の再開に目途が立たない限り、本日もドル安・円高に振れる公算は小さいだろう。一方、日銀が政策金利を0.75%に据え置いた上で、植田総裁が次の6月会合における利上げに強くコミットしなければドル高・円安が進む可能性もある。総裁は「円安対策」として、市場にある程度タカ派的なメッセージを送ると予想するが、オーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)が6月の利上げを6割前後織り込む中、利上げ期待をさらに高めることは容易ではないだろう。本日の日銀イベントが円安を誘発するリスクは小さくないと見る。
注目の経済指標・イベント
04/28 (火)
― ◎ (日) 日銀金融政策決定会合
― ◎ (日) 日銀展望レポート
15:30 ◎ (日) 植田日銀総裁講演
22:00 (米) 2月FHFA住宅価格指数
23:00 (米) 4月消費者信頼感指数
26:00 (米) 7年債入札(440億USD)
※時間は日本時間での表示になります。
※「注目の経済指標」「注目のイベント」は注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示しております。
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。
株式会社外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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マネーを育てよう!をテーマに、外為どっとコム総合研究所に所属する研究員が執筆するオリジナルレポートのほか豪華講師陣の貴重なFXレポート、個人投資家や著名投資家のインタビュー記事など、バラエティ豊かな情報を配信しています。為替トレンドに合わせた特集記事やFX初心者でも安心の学習コンテンツを用意しており、個人投資家の取引技能の向上に寄与すべく活動しています。