FX/為替「ドル/円今日の予想」 外為どっとコム トゥデイ 2026年4月27日号

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。
作成日時 :2026年4月27日8時10分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 為替アナリスト 中村勉
目次
▼24日(金)の為替相場
(1):日本コアCPI 2カ月連続で2%を下回る
(2):英小売売上高 予想を上回る
(3):独IFO企業景況感指数 ほぼ6年ぶり低水準
(4):米・イラン 2回目の和平協議の見通し
(5):米司法省 FRB議長の刑事捜査を打ち切りへ
▼外為注文情報/ ▼本日の予想レンジ/ ▼ドル/円の見通し:円売りが出やすい地合い/ ▼注目の経済指標・イベント
24日(金)の為替相場

期間:24日(金)午前6時10分~25日(土)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム
(1):日本コアCPI 2カ月連続で2%を下回る
日本3月消費者物価指数(CPI)は生鮮食品を除いたコアベースで前年比+1.8%と市場予想(+1.7%)を上回ったが、2カ月連続で2%を下回った。前月は+1.6%だった。生鮮食品とエネルギーを除いたコアコアCPIは前年比+2.4%だった(予想+2.4%、前月+2.5%)。
(2):英小売売上高 予想を上回る
英3月小売売上高は前月比+0.7%と市場予想(±0.0%)を上回った。自動車燃料を除いた売上高も前月比+0.2%と予想(±0.0%)を上回り、2月の落ち込み(-0.6%)から回復した。
(3):独IFO企業景況感指数 ほぼ6年ぶり低水準
独4月IFO企業景況感指数は84.4と市場予想(85.7)を下回り、2020年5月以来ほぼ6年ぶりの低水準となった。IFO経済研究所は「イラン危機がドイツ経済に深刻な打撃を与えている」と指摘した。
(4):米・イラン 2回目の和平協議の見通し
パキスタンメディアは、イランのアラグチ外相がこの日、交渉団を率いて首都イスラマバードを訪れ、米国との2回目の和平協議を行う見通しだと報じた。その後、米メディアもイランとの協議のためにトランプ大統領がウィトコフ特使とクシュナー氏をパキスタンへ派遣し、アラグチ外相との週末の協議に当たらせると報じた。
(5):米司法省 FRB議長の刑事捜査を打ち切りへ
米司法省は、連邦準備制度理事会(FRB)の本部改修をめぐるパウエル議長の不正疑惑に関する刑事捜査を取り下げる見通しだと米エディアが報じた。その後、米連邦地検のピロ検事正も捜査を打ち切ると明らかにした。
24日(金)の株・債券・商品市場
日経平均: 59716.18 △575.95
豪ASX: 8786.522 ▼6.888
上海総合: 4079.900 ▼13.350
英FT: 10379.08 ▼77.93
独DAX: 24128.98 ▼26.47
NYダウ: 49230.71 ▼79.61
日10年債: 2.439 △0.010
豪10年債: 4.9762 ▼0.0243
英10年債: 4.912 ▼0.027
独10年債: 2.994 ▼0.015
米2年債: 3.7783 ▼0.0554
米10年債: 4.3007 ▼0.0237
NY原油: 94.40 ▼1.45
NY金: 4740.90 △16.90
ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

【情報提供:外為どっとコム】
- ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
- ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。
人気通貨ペア 本日の予想レンジ
ドル/円: 159.000 ~ 160.200
ユーロ/円: 186.200 ~ 187.400
ポンド/円: 214.800 ~ 216.400
豪ドル/円: 113.600 ~ 114.400
ドル/円の見通し:円売りが出やすい地合い
24日のドル/円は終値ベースで約0.2%下落。「イランのアラグチ外相がパキスタンなどを歴訪し、米国との戦闘など地域情勢について協議する」と伝わったほか、米国も代表団がパキスタンへ向かうと報じられた。米国とイランの和平協議進展を期待した「有事のドル買い」の巻き戻しが入り、159.31円前後まで下落した。ただ、週末の26日にトランプ米大統領が「時間の無駄」とイランとの交渉代表団のパキスタン訪問を中止したと発表したことで、週明けの本日はやや円安・ドル高水準での取引が開始されている。NY原油先物(WTI)価格も上昇しており、日本の交易条件悪化を懸念した円売りが出やすい地合いだろう。もっとも本日から日銀金融政策決定会合が開催され、明日は政策金利や展望リポートが公表される。市場は日銀の金利据え置きをほぼ織り込んでいるが、会合後の記者会見での植田日銀総裁の発言がタカ派化するとの思惑もあることから、160円付近では上値が抑えられそうだ。
注目の経済指標・イベント
04/27 (月)
25:30 (ユーロ圏) シュナーベルECB専務理事講演
26:00 (米) 2年債入札(690億USD)
26:00 (米) 5年債入札(700億USD)
※時間は日本時間での表示になります。
※「注目の経済指標」「注目のイベント」は注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示しております。
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。
外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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マネーを育てよう!をテーマに、外為どっとコム総合研究所に所属する研究員が執筆するオリジナルレポートのほか豪華講師陣の貴重なFXレポート、個人投資家や著名投資家のインタビュー記事など、バラエティ豊かな情報を配信しています。為替トレンドに合わせた特集記事やFX初心者でも安心の学習コンテンツを用意しており、個人投資家の取引技能の向上に寄与すべく活動しています。