【海外市場の注目ポイント】5月の米ミシガン大学消費者信頼感速報値など
日本時間午後11時に5月の米ミシガン大学消費者信頼感速報値が発表される。大方の予想は53.5となっており、前月の52.2を上回り、5カ月ぶりに上昇すると見込まれている。米国の相互関税は4月9日に完全適用が始まったが、トランプ米大統領はその日のうちに一律10%の基本税率のみを継続し、国・地域別に設定した上乗せ分を90日間停止することにした。トランプ米政権の関税政策をめぐる強硬姿勢がやや和らいでおり、こうしたことが影響して5月の米ミシガン大学消費者信頼感速報値が予想を上回るようであれば、ドルが買われる可能性がある。
また、日本時間午後9時半には4月の米住宅着工件数も発表される。大方の予想は年換算136万4000戸となっており、前月の同132万4000戸を上回り、2カ月ぶりに増加するとみられている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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