午後は円買い優勢、ドル円はこの日の安値を更新=東京為替概況
午後は円買い優勢、ドル円はこの日の安値を更新=東京為替概況
東京終盤は円買い優勢。朝方にトランプ米大統領が次期米連邦準備制度理事会(FRB)理事の早期指名を検討しているとの報道を受け、米早期利下げ観測からドルが売られた。ドル円は、昼頃に一時144円半ばまで下落したあと、いったん戻りを試す場面があったが、東京終盤に下値を広げ、18日以来およそ1週間ぶりの安値となる144.39付近まで下落した。日本10年債利回りが午後に一時1.42%台まで上昇したことなどが円買いにつながった。
ユーロ円は午前に169円台前半でもみ合ったあと、午後の円高局面で一時168.64付近まで水準を切り下げた。ポンド円も午後にこの日の安値を更新し、一時198円割れに沈んだ。
ユーロドルは伸び悩み。昼頃にかけてドル安に振れ一時1.1717付近をつけたが、その後は上げが一服した。
MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
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