ドル円は144円台での推移、週末を前にやや様子見=東京為替概況
ドル円は144円台での推移、週末を前にやや様子見=東京為替概況
昨日はロンドン市場朝に143円75銭を付けたドル円。その後少し戻して144円台前半推移となって東京朝を迎えると、朝方は安値からの調整ムードが広がる中で144円81銭まで上値を伸ばした。日経平均の上昇などを受けたリスク警戒後退の円売りなどが支えとなった。もっとも上値追いには慎重で昼前に144円20銭まで調整売りが入る展開。午後は144円60銭近くまで買いが入るなど、ドル安一服も、朝の水準には届かず、落ち着いた動きが続いている。
中東情勢への警戒感が継続。週末越しでのポジション維持には慎重な姿勢が見られる中で、積極的な売り買いを手控える向きも見られる。
ユーロドルは1.1700ドルを挟んでの推移。昨日は1.1740台を付けるも、1.17台半ばからの買いには慎重。少し調整が入った水準でもみ合いとなっている。
ユーロ円は朝のドル円の上昇に169円29銭まで上昇。ポンド円が198円81銭まで上昇など、円売りがやや優勢となった。その後ユーロ円は昼前にかけて168円63銭まで売りが出た。円安の調整と、対ドルでのユーロの上値からの調整売りなどが重石。もっとも売りは続かず、その後169円台を一時回復。ポンド円は198円20銭前後と朝の水準に戻り、いったんの上昇分を解消。その後はもみ合い。
MINKABUPRESS 山岡

執筆者 : MINKABU PRESS
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