米債利回りは雇用統計後に振幅経て一時低下も、その後大きく上昇=NY債券概況
米債利回りは雇用統計後に振幅経て一時低下も、その後大きく上昇=NY債券概況
米債利回りは株式、為替など同様に不安定な上下。米雇用統計直後は少し売られた後反発。ベンチマークとなる10年債利回りは4.23%前後から4.28%台を付け、ドル円などの下げ一服後の反発につながった。その後一転して利回りが低下し4.2075%まで下げると、ドル売りが広がる材料となった。
パウエル議長の利下げを急がない姿勢もあって、午後は上昇が目立つ展開で4.3261%までと0.11%以上も上昇。4.30%台と比較的高い水準で週の取引を終えた。
米国債利回り
2年債 4.000(+0.041)
10年債 4.301(+0.023)
30年債 4.598(+0.019)
期待インフレ率 2.346(+0.008)
※期待インフレ率は10年債で算出
各国10年債
ドイツ 2.836(+0.003)
英 国 4.638(-0.022)
カナダ 3.033(-0.035)
豪 州 4.401(-0.080)
日 本 1.516(-0.001)

執筆者 : MINKABU PRESS
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