【本日の見通し】方向性を探る展開
【本日の見通し】方向性を探る展開
先週末は公明党の離脱やトランプ大統領の中国への厳しい対応などでドル安円高となったが、トランプ大統領が週末に中国に対して軟化した発言を行ったことで週明けは反発。ただ、上値を追うだけの勢いはなく、152円台前半を中心とした推移が続き、連休明けの東京朝を迎えている。
上下ともにやや動きにくく、方向性を探る展開。米連邦政府機関の閉鎖については議会での予算合意の道が見えず、不透明感が強い。日本の政局については来週の首相指名選挙まで状況が不透明で、こちらもこの時点では動きにくい。
151円台では買いが出て、152円台後半では売りが出る流れも、材料次第で一気に流れが変わる可能性があるだけに、仕掛けにくさがある。ニュースなどを注意しながら神経質な動きが続くか。
ユーロ円などクロス円もドル円同様に上下ともにはっきりした流れが出ていない。ユーロ円は175円台後半から177円にかけてのレンジ取引か。ポンド円は203円を挟んでの推移。ともに下がると買いが出て上がると売りが出る展開。
ユーロドルはやや上値が重いが1.1500を試すほどの勢いは見られず。戻りで売りが出る展開と見ている。ポンドドルは1.3250-1.3400レンジを意識。戻り売りの意識がやや強そう。
MINKABUPRESS 山岡

執筆者 : MINKABU PRESS
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