【本日の見通し】ドル高基調がどこまで続くか
【本日の見通し】ドル高基調がどこまで続くか
海外市場でドル高が広がった。ドル円は148円92銭まで上値を伸ばし、高値圏で東京朝を迎えている。こうしたドル高の流れがどこまで続くかが注目される。150円にかけてはドル売りが出る可能性が意識されており、現水準からの積極的なドル買いには慎重な姿勢も見られる。ただ、流れはドル高方向と見られ、押し目ではドル買いが出る展開。
ユーロドルは1.17台前半までユーロ安ドル高が進んだ。ドル全面高となる中で、1.1700トライが意識されている。22日のユーロ安局面では1.1720台がサポートとなっていた。同水準を割り込むとあっさり1.17割れとなる可能性もありそう。
ポンドドルは1.34台前半まで一時売りが出た。英財政赤字懸念からユーロ以上に売りが出やすい地合いとなっており、ポンド安ドル高の流れ継続が意識される。
ユーロ円は174円台後半推移。ドル主導の展開であるが、ドル円のしっかりした動きを支えに堅調な動き。ドル円が149円台に乗せてくると175円台が十分にありそう。
ポンド円は200円台を回復してきた。対ドルでのポンド売りが重石も、ドル円の上昇などを受けて下がると買いが出る展開が続きそう。
MINKABUPRESS 山岡

執筆者 : MINKABU PRESS
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