明日は英中銀MPC 全会一致になる可能性は極めて低いとの指摘=NY為替
きょうの為替市場は、このあとのFOMCの結果発表を前にドルの買い戻しが優勢となっており、ポンドドルは1.29ドル台半ばに値を落としている。ここ数日、3月に入ってからの急速な上げ加速に一服感が出てきていた中、本日は戻り売りが強まっている模様。
明日は英中銀の金融政策委員会(MPC)が予定されている。政策は据え置きが確実視されており、声明や委員の投票行動が注目を集めそうだ。エコノミストからは、金利に関する委員の投票が全会一致になる可能性は極めて低いとの指摘が出ている。
9名の委員の投票はより均衡し、成長への下振れリスクを警告する発言が出れば、ポンドには重荷になるかもしれない。とはいえ、英中銀のガイダンスの劇的な変更を正当化するようなデータは出ておらず、年内2回の利下げを支持する市場の見方は妥当と思われるとも述べた。
GBP/USD 1.2958 GBP/JPY 194.35 EUR/GBP 0.8384
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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