【海外市場の注目ポイント】2月の米雇用統計など
日本時間午後10時半に2月の米雇用統計が発表される。失業率の大方の予想が4.0%、非農業部門雇用者数の大方の予想が16万人増となっており、失業率が前月の4.0%から変わらず、非農業部門雇用者数の伸びが前月の14万3000人増から加速するとみられている。5日に発表された2月の米ADP雇用統計で民間雇用者数の伸びは予想を下回っていた。2月の米雇用統計でも非農業部門雇用者数の伸びが予想を下回るようであれば、米景気の先行き警戒感が強まり、ドルが売られる可能性がある。
また、このあとの海外市場では、欧米の中銀関係者が相次いで発言する。日本時間午後5時にエスクリバ・スペイン中銀総裁が講演、同午後6時半にラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、ナーゲル独連銀総裁、クノット・オランダ中銀総裁、パネッタ・イタリア中銀総裁が討論会に参加、同8日午前0時15分にボウマン米連邦準備理事会(FRB)理事が講演、同8日午前0時45分にウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が講演、センテノ・ポルトガル中銀総裁とカザークス・ラトビア中銀総裁が講演、同8日午前2時20分にクーグラー米FRB理事が講演、同8日午前2時半にパウエル米FRB議長が講演、同8日午前3時にクーグラー米FRB理事が講演する予定になっている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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