ドル売り優勢、中東有事リスクの後退期待で、ドル円は159円台後半に膠着も=ロンドン為替概況
ドル売り優勢、中東有事リスクの後退期待で、ドル円は159円台後半に膠着も=ロンドン為替概況
ロンドン市場は、ドル売りが優勢。東京朝方の「米国主導でイスラエルとレバノンが停戦で合意」との報道が原油安とともに有事のドル買い圧力を後退させている。ユーロドルは1.16台前半、ポンドドルは1.34ドル台前半で本日の高値を伸ばしている。一方で、ドル円は159.90付近に膠着している。東京午後には「日銀が今月1%への利上げ検討、年内追加利上げの可能性も」との報道に円買い反応がみられ、159.61付近まで急落したが、すぐに159.90付近に買い戻された経緯があった。ロンドン時間に入るとユーロドルなどの上昇とともにクロス円も買われている。ユーロ円は186円目前へ、ポンド円は215円付近へと買われている。ユーロポンドではユーロ買いが優勢。この日発表された4月ユーロ圏小売売上高が前年比で予想を上回るとともに、前回値も大幅上方修正されていた。ECBと英中銀との利上げに関するスタンスの差が改めて意識されているようだ。
ドル円は159円台後半での取引。東京早朝の160.08付近を高値に、その後は売りに押されている。中東情勢の改善期待が有事のドル買いが巻き返される動きとなった。東京午後には日銀利上げに関する報道を受けて円買いが強まり、一時159.61付近まで急落した。しかし、すぐに159.90付近へと買い戻されて現在のロンドン市場に受け継がれている。
ユーロドルは1.16台半ばでの取引。東京早朝の1.1595付近を安値に1.1610台までの揉み合いとなった後、ロンドン時間に入ると上昇に弾みがついている。足元では高値を1.1630台に更新している。ユーロ円もこの動きに連動し、東京午後に185.37付近を安値に、ロンドン時間には186円付近へと買われている。ユーロ対ポンドでもユーロ買いが優勢。ECBと英中銀の利上げに関するスタンスの差が意識されるなかで、4月ユーロ圏小売売上高が前年比で予想を上回るとともに、前回値も大幅に上方修正された。
ポンドドルは1.34台前半での取引。ロンドン朝方のつけた1.3412付近を安値に、その後はユーロドルとともに買いが優勢となっている。足元では高値を1.3450付近に伸ばしてきている。ポンド円は東京午後の214.37付近を安値に神経質な動きをみせたが、ロンドン時間には買いが優勢になっている。足元では215円付近に高値を伸ばしている。ユーロポンドは0.8642から0.8656までのレンジでユーロ買い・ポンド売りが優勢となっているが、足元では動き一服。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
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