【海外市場の注目ポイント】米ロ首脳会談など
トランプ米大統領によると、米東部時間18日朝にプーチン・ロシア大統領とウクライナでの戦争についての電話会談が行われる。トランプ米大統領は、「最終合意の多くの要素で合意に達したが、まだ多くのことが残っている」と述べている。今回の米ロ首脳会談でウクライナとロシアの停戦について完全合意に至らなかったとしても、合意にかなり近づいていることが明らかになれば、地政学的な面からユーロが買われる可能性があるほか、リスク選好の動きで円が売られる可能性がある。
また、経済指標としては、日本時間午後7時に3月の独ZEW景況感指数の発表、同午後9時半に2月の米住宅着工件数の発表、同午後10時15分に2月の米鉱工業生産指数の発表が予定されている。3月の独ZEW景況感指数は、大方の予想が48.3となっており、前月の26.0を上回り、2カ月続けて上昇すると見込まれている。2月の米住宅着工件数は、大方の予想が年換算138万5000戸となっており、前月の同136万6000戸を上回り、2カ月ぶりに増加するとみられ、2月の米鉱工業生産指数は、大方の予想が前月比0.2%上昇となっており、前月比では3カ月続けて上昇すると見込まれている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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