【海外市場の注目ポイント】米FOMCなど
日本時間30日午前4時に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果や声明が発表され、同30日午前4時半にはパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見が行われる。市場では政策金利は現行の4.25-4.50%から据え置かれることが確実視されている。利下げの休止は織り込み済みで、声明やパウエル米FRB議長の会見が焦点になっている。このところ米国のインフレ鈍化の進展は停滞、労働市場は底堅く、パウエル議長が前回会合の会見と同様、追加利下げに慎重な姿勢を示すようなら、米FRBの早期追加利下げ観測が後退し、ドルが買われる可能性がある。
また、日本時間29日午後11時45分にはカナダ中銀(BOC)理事会の結果が発表され、同30日午前0時半にはマックレムBOC総裁の会見が行われる。市場では政策金利は現行の3.25%から3.00%に0.25%引き下げられることが確実視されている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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