【海外市場の注目ポイント】米大統領選関連のニュースなど
きょうは米大統領選挙の投票日で、その関連ニュースが注目される。投票は日本時間5日午後8時から東海岸で始まり、混乱がなければ日本時間6日午後に大勢が判明するとみられている。一時失速が指摘されていた民主党候補のハリス副大統領が直前に激戦州で巻き返したと報じられており、各州の動向のニュースからハリス氏優位の観測が強まるようであれば、共和党候補のトランプ前大統領の勝利を想定して同氏の拡張的財政政策で米債利回りが押し上げられるとの見方を背景に作られたドル買いポジションの巻き戻しからドルが売られる可能性がある。
経済指標の発表としては、日本時間午後10時半に9月の米貿易収支、同6日午前0時に10月の米ISM非製造業景況指数が予定されている。9月の米貿易収支は、大方の予想が840億ドルの赤字となっており、前月の704億ドルの赤字から赤字幅が拡大すると見込まれ、10月の米ISM非製造業景況指数は、大方の予想が53.8となっており、前月の54.9を下回り、4カ月ぶりに低下するとみられている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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