ユーロ円は169円台半ばに下落 ドイツ製造業受注は予想外の減少も注目すべき傾向=NY為替
きょうのユーロ円はECB理事会を受けて170.20円近辺まで上昇したものの、ドル円が戻り売りに押されていることもあり169円台半ばに値を落とす展開となっている。本日の21日線もその付近に来ている。
本日のECB理事会は大方の予想通りに利下げを開始したが、今年と来年のインフレ見通しを引き上げ、ラガルド総裁もスピードとタイミングはデータ次第であることを強調していた。このことから、本日のECB理事会は「タカ派な利下げ」との印象に結びついているようた。7月の連続利下げの可能性は大きく後退し、9月利下げの可能性を市場は織り込み始めている。
本日はECB理事会の前に4月のドイツ製造業受注が発表になっており、前月比0.2%減と予想外の減少となっていた。ドイツ経済は徐々に回復しているにもかかわらず、製造業は依然として困難な状況にあることを示した。しかし、今回の減少は飛行機、列車、船舶、スーパーコンピューターなどの大口受注が減少したためで、それを除けば2.9%の増加となっていた。エコノミストからは、これは注目すべき重要な傾向だとの指摘も出ている。
EUR/JPY 169.59 USD/JPY 155.67 EUR/USD 1.0894
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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