ややドル買いの動き、原油高や米債利回り上昇に反応=ロンドン為替概況
ややドル買いの動き、原油高や米債利回り上昇に反応=ロンドン為替概況
ロンドン市場では、ややドル買いの動きが入っている。原油高や米債利回り上昇に反応。中東情勢が依然として不安定、さらにロシアとウクライナの交渉が行き詰まっていることを背景にロシアが攻撃激化を準備と報じられている。NY原油先物は81ドル台割れまで軟化していたが、再び82ドル台半ばまで買われている。米10年債利回りは4.64%付近から4.67%付近へと上昇している。為替市場は、あすのジャクソンホール会議におけるウォーシュ米FRB議長の基調講演内容を見極めたいとして、総じて模様眺めとなっているが、上記の状況を受けてややドル買いに傾いている。ドル円は159円台前半から半ばへ、ユーロドルは1.16台前半で、ポンドドルは1.35台後半でそれぞれドル高の動きを見せている。欧州株はリスク警戒の売り圧力と、米エヌビディア決算好調を受けた半導体株高が交錯している。
ドル円は159円台半ばでの取引。東京午前に159.12付近まで下押しされたあとは、買いが優勢になっている。東京午後からロンドン朝方にかけては前日NY終値159.31付近に買い戻されての揉み合いが続いた。ロンドン時間に入ると原油高や米債利回り上昇とともにドル買いの動きが広がり、高値を159.53付近まで広げている。
ユーロドルは1.16台前半での取引。東京午前の1.1659付近を高値に、その後は上値を抑えられている。ロンドン時間に入ると前日NY終値1.1651レベルを下回り、一時1.1638付近まで下押しされている。ただ、値幅は20ポイント程度と限定的、明日のウォーシュ米FRB議長の基調講演待ちムードが広がっている。ユーロ円は東京午前に185.47付近まで軟化したあとは185.77付近まで高値を伸ばした。ロンドン時間には買いも一服、185円台後半での揉み合いが続いている。
ポンドドルは1.35台後半での取引。東京朝方の1.3598付近を高値に、その後は上値を抑えられている。ロンドン時間に入ると1.3590付近での揉み合いを下放れ、安値を1.3571付近まで広げている。ポンド円は東京早朝の216.70付近を高値に、その後は上値を抑えられている。東京午前とロンドン序盤に216.27付近まで下押しされる場面があったが、その水準では買いも入り前日NY終値216.56付近までのレンジで売買が交錯している。ユーロポンドは東京早朝の0.8563付近を安値に買われ、ロンドン序盤には0.8579付近に高値を伸ばした。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
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