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ウォーシュ議長の講演後にドル高、ドル円は160円台を回復=NY為替概況

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ウォーシュ議長の講演後にドル高、ドル円は160円台を回復=NY為替概況

 28日のNY市場ではウォーシュ議長の発言を受けてドル高が進んだ。注目されたジャクソンホール会議での基調講演でウォーシュ議長は、インフレの高止まりに対する警戒感を強く示し、目標である2%に向かう姿勢を強調する形で、利上げを示唆する発言を行った。発言を受けて米国の利上げ期待が強まる形でドル高となった。9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ期待は、講演前の36%前後から一時62.7%まで上昇。終値時点でも59.8%と据え置き見通しを上回っている。

 こうした動きを受けてドルは上昇。ドル円は159.60円前後で講演を迎え、瞬間159.40円近くまで下げる場面もあったが、すぐに反発。節目の160.00円手前で少しもみ合うも、すぐに大台を回復すると、160.20円まで上値を伸ばした。7月30日〜8月3日にかけて行われたと見られる介入後の戻り高値を更新している。高値を付けた後、午後にかけて少し調整が入ったものの、160円台を維持する形で週の取引を終えた。

 ユーロドルは1.1640ドル前後での推移から、1.1658ドルを付けた後、すぐに売りに転じ、1.1600ドル割れを付けた。いったん1.1620ドル台まで反発したものの、ドル高が続く中でNY午後に1.1578ドルを付けている。

 ポンドドルも同様に1.3580ドル前後から1.3590ドル台への反発を経て1.3530ドル前後まで下げた。その後講演前の水準に迫るところまで戻したものの、ドル高が継続する中で再び売りが強まり、NY午後に1.3527ドルまで下値を広げた。

 ロンドン市場で186円に迫ったユーロ円は、少し下げて185.80円前後で議長講演を迎えると、その後は売りがやや優勢となった。ドル円でのドル買い円売り以上にユーロドルでのユーロ安ドル高が目立った。いったん下げ分を解消する動きも見られたが、NY午後にかけて売りが強まり、185.39円まで下げている。

 ポンド円はロンドン市場で217円台を一時回復。その後は講演後の対ドルでのポンド売りにより一時216.30円台まで押されたものの、217.05円まで反発して高値を更新。その後は216.70円前後で推移した。

MINKABUPRESS 山岡

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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