米FRB議長講演を控えて、淡々とした円安・ドル高の動き=ロンドン為替概況
米FRB議長講演を控えて、淡々とした円安・ドル高の動き=ロンドン為替概況
ロンドン市場では、円安とドル高の動きが優勢。日本時間午後11時に始まるジャクソンホール会議でのウォーシュ米FRB議長講演が注目されるなかで、NY原油先物は83ドル付近で、米10年債利回りは4.68%付近で落ち着いた値動きが続いている。欧州株は総じて堅調、米株先物・時間外取引ではナスダック先物が小安い。全般にウォーシュ講演待ちとなるなかで、ドル円は159円台後半へと上昇、クロス円も円安方向に傾斜し、ユーロ円は186円手前へ、ポンド円は217円手前へと水準を上げている。ドルストレートではややドル買いとなり、ユーロドルは1.16台半ばから前半、ポンドドルは1.35台後半で上値重く推移している。財務省から直近1カ月の為替介入額が公表され、15兆3993億円と過去最大となった。しかし、円相場は淡々と円安に動いている。
ドル円は159円台後半での取引。東京午前につけた159.30付近を安値に、その後は買いが優勢になっている。東京午後に159.50台まで買われたあと、一時159.40付近まで調整が入った。しかし、ロンドン時間に入ると再び買いが優勢になっている。ロンドン昼にかけて高値を159.70付近まで伸ばしている。財務省が直近1カ月の為替介入額を公表し、15兆3993億円と過去最大となった。しかし、ドル円相場は特段の反応を見せなかった。
ユーロドルは1.16台半ばでの取引。東京午前の1.1655付近を高値に、ロンドン時間には1.1639付近まで軟化した。ユーロ円はドル円とともに買われ、東京早朝の185.65付近を安値にロンドン時間には186円一歩手前まで買われてきている。いずれも値幅は限定的となっており、このあとのウォーシュ米FRB議長講演待ちのムードが広がっている。欧州株は堅調に推移し、原油動向も落ち着いている。
ポンドドルは1.35台後半での取引。東京早朝の1.3599付近を高値に、ロンドン時間には一時1.3580付近まで軟化した。ポンド円は東京早朝の216.52付近を安値に買われ、ロンドン時間には高値を217円付近にのばしてきている。ユーロポンドは0.8568から0.8576のレンジでややポンド買いに傾いている。この時間帯は目立った材料に欠けており、もっぱらウォーシュ米FRB議長講演待ちの姿勢となっている。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
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