アジア株 上海株は急落、当局の「生ぬるい」支援策では投資家は戻ってこない 香港株上げ帳消し
アジア株 上海株は急落、当局の「生ぬるい」支援策では投資家は戻ってこない 香港株上げ帳消し
東京時間14:08現在
香港ハンセン指数 15570.02(+3.81 +0.01%)
中国上海総合指数 2734.75(-36.00 -1.30%)
台湾加権指数 18040.10(+71.99 +0.40%)
韓国総合株価指数 2603.07(+60.61 +2.38%)
豪ASX200指数 7694.40(+106.21 +1.40%)
インドSENSEX30種 72399.00(+753.70 +1.05%)
アジア株は上海を除いて上昇、前日の米株大幅反発を好感した買いが続いている。ハイテク企業決算を受け時間外でナスダックが1%近く上昇しており、アジア市場ではハイテクやコミュニケーションサービス関連が大幅高となっている。
豪州株は再び史上最高値をつけている。予想以上に弱い小売売上高と消費者物価指数を受け、早ければ5月にも利下げを開始するとの期待が広がっている。
香港株は一時1.9%近く上昇したが中国株安を受け上げを帳消しにしている。
中国当局が春節(2月9日)を前に住宅購入規制を緩和したことや、32本の輸入オンラインゲームを認可したことが材料視されており不動産とゲーム関連は上昇している。一方、医療品や消費者サービス、銀行、ハイテク関連は総じて下落。
上海株は5営業日ぶりに反発して始まったが買いは続かずマイナス圏に転落、後場に入り急落している。ハイテクや医療品、消費者サービス、資本財など幅広い銘柄が下落している。不動産株も下落。当局は春節連休を前に広州市や上海市など大都市で住宅購入規制を緩和したが、その効果は一時的だろう。同国の景気先行きに対する不安は一段と高まっている。
当局の「生ぬるい」支援策では投資家は戻っては来ない。恒大集団問題の影響が広範囲に及ぶ恐れがあるほか、不動産大手100社の1月の新築住宅販売額が前月比で48%減と過去最低を記録したことで不動産業界全体への懸念が高まっている。
来週は中国1月の消費者物価指数が発表される、前月から下落幅が拡大する見込みとなっており中国売りが加速する恐れがある。なお、中国は来週末9日から春節で大型連休入りとなり18日まで休みとなる。
執筆者 : MINKABU PRESS
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