【海外市場の注目ポイント】ジェファーソン米FRB副議長の発言など
日本時間午後10時10分にジェファーソン米連邦準備理事会(FRB)副議長が講演する。パウエル米FRB議長は前週の米連邦公開市場委員会(FOMC)後の会見で、「我々は様子を見るのに適した状況にいると思う」、「急ぐ必要はない」と述べていた。米国の労働市場は底堅く、インフレは2%の目標をやや上回っており、ジェファーソン米FRB副議長からも米経済は追加利下げを急ぐような状態ではないとの見解が示されるようであれば、ドルが買われる可能性がある。
また、このあとの海外市場では、その他の米FRB関係者や英欧の中銀関係者も発言することになっている。日本時間午後4時15分にブリーデン英中銀(BOE)副総裁の講演、同午後5時にナーゲル独連銀総裁とエスクリバ・スペイン中銀総裁の講演、同午後6時15分にウォラー米FRB理事の講演、同午後10時にビルロワドガロー仏中銀総裁の講演、同午後11時にホルツマン・オーストリア中銀総裁の講演、同15日午前0時45分にデイリー米サンフランシスコ地区連銀総裁の討論会参加が予定されている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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