ドル円は110円台前半推移=東京為替概況
27日の東京市場でドル円は110円台前半での推移。中国当局の規制強化を嫌った香港株が連日の大幅安となり、警戒感からのドル売り円買いが入る形で午前中に少し値を落とし、その後はもみ合いに終始した。FOMCを今日、明日に控えて110円割れや110円台半ば超えを試す勢いが見られず。
ユーロドルは1.1800前後での推移。昨日の海外市場で1.1810台まで上昇したものの、そこからの買いが一息で東京市場ではやや頭の重い展開に。もっとも1.17台での売りには慎重で狭いレンジでもみ合った。
豪ドルは対ドルで0.7370前後と少し頭の重い展開。米国と中国との関係悪化懸念や、世界的な新型コロナの感染拡大懸念などが資源国・新興国通貨の売り材料に。豪ドル円も朝の81円台半ばから81円20銭台に値を落としている。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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