ドル売り優勢も値幅は限定的、ドル円159円台前半=ロンドン為替概況
ドル売り優勢も値幅は限定的、ドル円159円台前半=ロンドン為替概況
ロンドン市場は、ドル売りが優勢。ただ、ドル円は159円台前半、ユーロドルは1.15台前半から半ば、ポンドドルは1.34台後半から1.35台乗せへの動きにとどまっている。昨日までのドル買いの動きに対する調整の範疇となっており、夏枯れ相場で流動性が不足していることや週末を控えて取引を手控えられている面が指摘される。ロンドン早朝には日銀早期利上げ観測が報じられ、円買いが入る場面があったが、ロンドン時間にはクロス円が買い戻されており、円相場としては方向性が希薄になっている。ユーロ円は183円台後半での振幅、ポンド円は214円台後半から215円台前半への推移となっている。欧州株や米株先物・時間外取引は全般に小動き。NY原油先物は81ドル台から83ドル付近までの上下動。米10年債利回りは4.65-4.66%付近と前日から小幅に上昇。各市場のまちまちな値動きも夏枯れ相場を示すものとなっているようだ。このあとのNY市場では米小売売上高とミシガン大消費者信頼感指数などが発表される。
ドル円は159円台前半での取引。東京早朝の159.53付近を高値に、その後は上値重く推移している。ロンドン序盤にかけて159.07付近まで安値を広げた。しかし、159円台割れには至らず見慣れた水準での取引に終始している。東京午後に日銀の9月利上げ観測を広げる記事が報じられたが、ロンドン勢は円買いに調整を持ち込んでおり、追随した動きはみられていない。
ユーロドルは1.15台半ばでの取引。東京早朝の1.1526付近を安値に、ロンドン序盤には1.1558付近まで買われた。値幅は限定的も、ドル売り主導の展開となっている。ユーロ円は東京朝方の183.98付近を高値に東京午後には183.70付近まで下押しされる場面があったが、ロンドン時間には183.90台へと買い戻されている。対ポンドではユーロがやや売られている。
ポンドドルは1.35台前半での取引。東京早朝の1.3483付近を安値に、ロンドン時間には1.3531付近へと高値を伸ばしてきている。ポンド円は東京午後に214.89付近まで下押しされたあとは、ロンドン時間には215.38付近に高値を更新している。ユーロポンドは0.8551付近から0.8540付近へと軟化しており、総じてポンドが堅調に推移している。ただ、特段のポンド買い材料は見当たらず、週末を控えた調整の動きとみられる。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
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