豪中銀は市場予想通りの据え置き 総裁会見で豪ドル売り=オセアニア為替概況
豪中銀は市場予想通りの据え置き 総裁会見で豪ドル売り=オセアニア為替概況
13時半に豪準備銀行(RBA)の金融政策会合の結果が発表され、政策金利は市場予想通り4.35%から4.60%に引き上げられた。声明では「インフレ率は依然として高止まりしている」「必要に応じて政策金利をさらに引き上げる」などの表現が見られ、物価高への警戒感と追加利上げの可能性が示唆された。もっとも市場の反応は限定的にとどまった。利上げは完全に織り込み済みであり、声明も想定内の内容と捉えられた。豪ドルは対ドルで0.7010ドル前後から0.7028ドルまで上昇したが、その後上昇分を打ち消す動きが見られるなど、直後の反応はかなり限定的に留まった。
14時半からのブロック豪中銀総裁の会見にて、今回の会合では0.25%利上げと据え置きを検討したことが明かされた。「利上げの一時停止も検討した」といった市場の想定よりもややハト派ともとれる発言を受けて豪ドル売りが強まり、対ドルでは0.7020ドル前後から0.6978ドルまで下落。その後少し反発した。対円では、会合結果を受けて110.30円前後から110.70円まで上昇したものの、すぐに110.40円台まで売りが出た。その後110.50円前後でもみ合う中で総裁会見を受けた豪ドル売りが強まり、109.83円まで下値を広げている。
NZドルは対ドルで0.56ドル台で推移。やや上値が重く、午後に0.5650ドル割れとなる場面もあったが、すぐに値を戻すなど下値はしっかり。対円でも午後に一時88.88円まで下押ししたが、その後89円台を回復している。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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