アジア株上昇 原油安でインフレ懸念緩和 豪州上げ拡大、利上げ停止観測
アジア株上昇 原油安でインフレ懸念緩和 豪州上げ拡大、利上げ停止観測
東京時間11:10現在
香港ハンセン指数 24445.61(-77.96 -0.32%)
中国上海総合指数 3847.53(+17.08 +0.45%)
台湾加権指数 48325.36(+693.40 +1.46%)
韓国総合株価指数 6889.27(+18.46 +0.27%)
豪ASX200指数 8780.70(+71.45 +0.82%)
アジア株は香港を除いて上昇、原油下落を受けインフレ懸念が緩和。
中東の原油供給回復の兆しが見られる。サウジアラビアの主要パイプラインの修復作業の一部が完了、輸送量を約半分まで回復したと報じられている。JPモルガンによると中東からの原油輸出は日量1750万バレルと戦争前の水準の約98%まで回復したという。
ただ、原油価格は再び上昇する可能性がある。アクシオスによると米イラン間接協議はほとんど進展していないという。イランは一連の要求を堅持し、米国は優位に立っていると見ているため妥協する必要はないとしている。
ただ、株式市場の反応は限定的。米イラン行き詰まりは想定内。
米AI開発減速に対する懸念が後退している。アンソロピックやオープンAIなど業界大手がAIの危険性を指摘していたが、トランプ米大統領がAI規制導入案を却下した。
豪州株は上げ幅を拡大、豪中銀の利上げ停止観測が高まっている。
きょう発表された豪州8月総合CPIは前年比で4%大台を突破したが市場予想は下回った、前月比では予想以上に伸びが鈍化した。中銀が注視する刈り込み平均は前年比+3.6%と中銀目標範囲(2%~3%)を依然大きく上回るも、市場予想と一致した。
8月住宅建設許可件数が予想以上に減少したことも利上げ停止観測を後押ししている。ただ、インフレ高止まりを受け豪中銀が年末までに追加利上げに踏み切る可能性は依然として残る。
香港株は冴えない、米の追加利上げ観測が重荷。香港は金融政策を米国に連動させているためFRB政策に左右される。バーFRB理事やNY連銀総裁らFRB高官はインフレ高止まりを懸念、追加利上げに前向きな姿勢を示している。
執筆者 : MINKABU PRESS
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