【本日の見通し】ドル円は157円台での推移が続くか
【本日の見通し】ドル円は157円台での推移が続くか
昨日の市場でドル円は157円台での推移が続いた。先週後半からの日米両当局による円安牽制姿勢が上値追いを抑える一方で、米国の早期利上げ期待の高まりを受けた日米金利差の拡大見通しからドル買い・円売りが見られ、売り買いが交錯。上下ともに動きにくい展開となっている。
この後もドル円は157円台を中心とした推移が見込まれる。昨日の米雇用動態調査(JOLTS)は求人件数が予想を下回る弱さを見せたが、ドル売りはほとんど見られなかった。今日のADP雇用統計も、予想から大きな乖離が見られない限り影響は限定的となりそうだ。一方、動きが出る可能性があるのは9月の米PCE価格指数。CPIに比べて消費行動の変化(ウエイト変更)を反映しやすい指標であるため、CPIの押し下げ要因となった一部食品価格の影響が抑えられ、CPIに比べて強めの数字が出る可能性がある。その場合、10月の米利上げ期待をもう一段押し上げてドル買いにつながる展開も想定される。
それまでは157円台で上下に動きにくい展開が続きそうだ。日米当局によるドル高・円安牽制もあって158円台トライには慎重な一方、金利差を狙った円キャリー取引の再開期待から、下値では買いが入る展開が続いている。
ユーロドルは1.13ドル台前半を中心とした推移が見込まれる。米国の早期利上げ期待が上値を抑える展開となっており、1.1350ドル前後が重くなると1.12ドル台を試す展開への意識が強まりそうだ。
ポンドドルも戻りでは売りが出る展開か。1.3200ドルを割り込むともう一段の下げがありそうだ。
クロス円はドル円同様に下がると買いが出る展開が見られ、対ドルに比べて動きにくさがある。対ドルでの売りやドル円での当局の円安牽制が上値を抑えており、流れは下方向と見ているが、一方で円キャリー取引の拡大に伴う円売りが下値を支えている。ユーロ円は178円台を中心とした推移が見込まれる。ポンド円は208.40〜50円前後が重くなると、もう一段の下げとなりそうだ。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。





