カナダドルは対ドルで売り優勢 カナダ中銀が企業景況感調査を公表 景況感は改善示す=NY為替
きょうの為替市場はこの日発表のISM指数が予想外の改善を示したことからドル買いが優勢となっており、カナダドルも対ドルで売りが優勢となっている。一方、カナダ円は151.75円付近に上昇。
カナダ中銀が先ほど公表した第1四半期の企業景況感調査によると、カナダ企業の景況感は改善が示された。前四半期の-3.1から-2.4に改善している。売上高と雇用の見通しが長期に渡る減少から改善した。採用意欲も21.0から32.0に上昇。一方、機械・設備投資については22.0から0.0に低下した。
一方、インフレ予想は、1%未満と回答した企業の割合が0%、1-2%が3%、2-3%は前回の39%から54%に上昇、3%超は前回の54%から40%に低下した。また、企業が最も懸念しているのは不確実性、金利、投入コスト、国内経済となっている。
USD/CAD 1.3584 CAD/JPY 111.70
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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