日銀債券市場サーベイ(11月) 市場の機能度は3カ月前の8月調査と比べて改善
日銀債券市場サーベイ(11月)
日本銀行は1日、11月に実施した債券市場サーベイの結果を公表した。調査によると、市場の機能度は3カ月前の8月調査と比べて改善した。
具体的には、機能度判断DIはマイナス24(前回マイナス34)、ビッド・アスク・スプレッド判断DIはマイナス29(同マイナス40)、注文量判断DIはマイナス39(同マイナス45)、取引頻度判断DIはマイナス10(同マイナス11)、取引相手数判断DIはマイナス9(同マイナス14)となった。一方、取引ロット判断DIはマイナス23(前回はマイナス20)とやや悪化した。
金利見通しについては、新発10年債利回りの中央値が2025年度末で1.75%、2026年度末で1.8%、新発20年債利回りの中央値は2025年度末で2.65%、2026年度末で2.75%と予測されている。
※調査期間は11月4日から10日まで、対象は76機関
執筆者 : MINKABU PRESS
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