12月の日本の利上げ期待を受けて、豪ドル、NZドルともに対円で下げる展開=オセアニア為替概況
12月の日本の利上げ期待を受けて、豪ドル、NZドルともに対円で下げる展開=オセアニア為替概況
植田日銀総裁が12月の利上げについて適切に判断すると可能性を示唆。中立水準よりも低い水準にあることを認め、円安の進行が物価の押し上げ要因であることに言及するなどの発言が見られ、円買いとなっている。米株先物やビットコインの下げなどから朝からリスク警戒の動きが見られ、植田総裁発言前から売りがやや優勢となっていた。
豪ドル円は朝の102円39銭から午前中に101円67銭を付け、午後にドル円が安値を更新する中で101円62銭まで下げている。NZドル円は朝の89円60銭台から89円03銭まで下げた。
対ドルではもみ合い、豪ドルドルは0.6550を挟んでの推移、レンジは0.6531-0.6557、NZドルドルは0.57台前半推移、レンジは0.5718-0.5745。午後はやや上値が重くなっていた。
今週の主な予定
豪州
12/02 09:30 経常収支 (2025年 第3四半期) 前回 -137.0億豪ドル
12/02 09:30 住宅建設許可 (10月) 前回 12.0% (前月比)
12/03 09:30 実質GDP (2025年 第3四半期) 前回 0.6% (前期比)
12/03 09:30 実質GDP (2025年 第3四半期) 前回 1.8% (前年比)
12/04 09:30 貿易収支 (10月) 前回 39.38億豪ドル
NZ
12/01 06:45 住宅建設許可 (10月) 結果 -0.9% 前回 7.2% (前月比)
執筆者 : MINKABU PRESS
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