リスク回避ムード広がる トランプ早期帰国にテヘラン退避警告、米国介入の可能性も
リスク回避ムード広がる トランプ早期帰国にテヘラン退避警告、米国介入の可能性も
イスラエル・イラン紛争激化懸念が再燃しており、リスク回避ムードが広がっている。ややドル買い・円買い。時間外で原油価格は73ドル台半ばまで上昇、安全資産の金は上昇に転じている。米国債にも買いが入り米債利回りは低下。ダウ先物は200ドル超下落している。
トランプ氏はイランは私が署名するよう促したディールに署名するべきだった、今すぐ全員テヘランから避難すべきだ!とSNSに投稿した。その後、テヘラン東部で数回の爆発音が報告されている。
さらにトランプ氏はG7を切り上げ米国に今夜帰国するとホワイトハウスが発表した。報道官は中東情勢に関する問題を対処するため帰国すると説明、イスラエルとイランの衝突が地域全体に拡大するとの懸念が高まっていると指摘。
トランプ氏が国家安全保障会議(NSC)にシチュエーションルーム(ホワイトハウス危機管理室、緊急対応室)で準備を整えるよう要請したとFOXが報じている。米国がイスラエル・イラン戦争に介入する可能性もあり、警戒感が高まっている。

執筆者 : MINKABU PRESS
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