東京株式(前引け)=反発、買い戻し流入で上げ幅一時1000円超
6日前引けの日経平均株価は前営業日比556円62銭高の5万0768円89銭と反発。前場のプライム市場の売買高概算は13億3348万株、売買代金概算は3兆3744億円。値上がり銘柄数は997、対して値下がり銘柄数は548、変わらずは70銘柄だった。
きょう前場の東京株式市場で日経平均はリバウンドに転じ、上げ幅は一時1000円を超えた。5万1000円台に乗せる場面があった。前日の米国株市場では雇用・景気指標の発表を受けて米国経済の底堅さが意識されたほか、ハイテク株を中心に持ち直しの動きとなり安心感を呼んだ。特にフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が3%高と切り返しを鮮明にした。この流れを引き継ぎ、東京市場でも前日に急落したAI・半導体関連をはじめ主力銘柄に買い戻しが流入。ただ、買い一巡後は上値が重く、依然として高値警戒感が意識されているもよう。プライム市場の値上がり銘柄数は全体の6割程度だった。
個別ではアドバンテスト<6857>やディスコ<6146>、フジクラ<5803>が高い。ソフトバンクグループ<9984>、東京エレクトロン<8035>はしっかり。トヨタ自動車<7203>やファーストリテイリング<9983>、任天堂<7974>、三菱重工業<7011>も堅調。山一電機<6941>がストップ高に買われた。半面、サンリオ<8136>が急落。IHI<7013>や川崎重工業<7012>、ソシオネクスト<6526>が水準を切り下げた。JX金属<5016>は小安い。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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