【海外市場の注目ポイント】英中銀スーパーサーズデーなど
きょうは、日本時間午後9時に英中銀の金融政策委員会(MPC)の結果や議事録に加え、金融政策報告も発表され、さらに同午後9時半にはベイリー総裁の会見も行われるスーパーサーズデーとなっている。市場では政策金利は現行の4.00%に据え置かれるとの見方が優勢で、声明や票の分かれ具合、金融政策報告、ベイリー総裁の会見が焦点になっている。6-8月の英失業率は5-7月から上昇し、市場の大方の予想を上回り、9月の英消費者物価指数で総合の前年比の伸びは前月から横ばいとなり、市場の大方の予想や中銀の予想を下回る結果になった。こうした英国の労働市場やインフレが予想よりも弱い状況を受け、利下げ票が前回9月会合の2票から増えるようであれば、次回12月会合での追加利下げの思惑が強まり、ポンドが売られる可能性がある。
また、このあとの海外市場では、欧米の中銀関係者の発言も予定されている。日本時間午後5時にシュナーベル欧州中央銀行(ECB)専務理事、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁、コッハー・オーストリア中銀総裁が講演、同午後5時半にデギンドスECB副総裁が講演、同午後8時45分にビルロワドガロー仏中銀総裁が講演、同午後9時半にナーゲル独連銀総裁が討論会に参加、同午後11時にナーゲル独連銀総裁が講演、同7日午前1時にウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が講演、バー米連邦準備理事会(FRB)理事が討論会に参加、同7日午前2時にハマック米クリーブランド地区連銀総裁が講演、同7日午前3時半にレーンECB専務理事兼チーフエコノミストノミストが討論会に参加、同7日午前5時半にウォラーFRB理事が討論会に参加、同7日午前6時半にポールソン米フィラデルフィア地区連銀総裁が講演する。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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