ドル安円高やや優勢、前日の円安に対する調整など=東京為替概況
ドル安円高やや優勢、前日の円安に対する調整など=東京為替概況
前日の米経済指標、ADP雇用者数とISM非製造業景気指数がともに強めに出たこともあって、ドル円は前日東京午前の152円台から154円30銭台まで上昇。その後高値から少し調整が入って154円10銭台で東京朝の取引をスタートすると、同水準でのもみ合いを経て、午前にいったんドル安円高となった。行き過ぎた動きへの警戒感などもあって、154円14銭から153円80銭を付けた。その後154円台がやや重くなり、午後までもみ合いが続いている。
ユーロ円もドル円同様に前日海外市場で177円台を回復。東京午前の円高局面で176円90銭を付けるも、その後177円台を回復。もっとも高値は177円21銭にとどまっており落ち着いた動きとなっている。ポンド円は海外市場で201円台を回復、東京市場は201円00銭を挟んでのもみ合いとなった。この後21時に英中銀金融政策会合を前に、上下ともにやや動きにくい展開。レンジは200.83-201.17となった。
ユーロドルは昨日のドル高局面で1.1470を付けたが、さらなる売りに慎重で、少し戻して1.1490台でスタート。値幅はかなり小さいものの、ユーロ買いドル売りがやや優勢で午後に1.1514を付けた。ポンドドルも若干ポンド高ドル安も落ち着いた動き。朝の1.3046から1.3068を付けた。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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