アジア株は全面安、中国コロナ感染再拡大懸念 6月末にかけ週6500万人感染予想 カジノや旅行関連が下落
アジア株は全面安、中国コロナ感染再拡大懸念 6月末にかけ週6500万人感染予想 カジノや旅行関連が下落
東京時間11:14現在
香港ハンセン指数 19170.12(-261.13 -1.34%)
中国上海総合指数 3213.72(-32.52 -1.00%)
台湾加権指数 16121.69(-66.34 -0.41%)
韓国総合株価指数 2563.62(-3.93 -0.15%)
豪ASX200指数 7230.10(-29.79 -0.41%)
アジア株は全面安、中国コロナ感染再拡大に対する警戒感が高まっている。専門家は、中国国内でコロナ感染者が今月末までに1週間あたり4000人となり、6月末にかけては1週間当たり6500万人に達するとの見方を示した。
また、米債務上限問題を巡る協議が依然として合意に至っておらず、難航していることも懸念されている。
香港株は大幅続落。中国コロナ感染拡大懸念から消費者サービス関連が総じて下落。カジノ運営会社のサンズチャイナは4%超安、ギャラクシーエンターテイメントは2.3%安。きのうのナスダック下落を受け、アリババやバイドゥ、美団、ネットイース、テンセントホールディングス、レノボ、JDドットコムなどハイテク関連も総じて下落している。
韓国市場でも新羅ホテルやロッテ観光開発、ハナツアーサービス、韓国化粧品など消費者サービス関連が下落。
上海市場ではレストラン、ホテル、リゾート、レジャーなど旅行関連が全面安。金融や不動産、エネルギー関連も総じて下落している。

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。