【海外市場の注目ポイント】１１月の米消費者物価指数など

　日本時間午後１０時半に１１月の米消費者物価指数が発表される。総合の大方の予想は前年比７．３％上昇、コアの大方の予想が同６．１％上昇となっており、総合、コアとも、前年比の伸びがそれぞれ前月の７．７％上昇、６．３％上昇から鈍化すると見込まれている。全米自動車協会（ＡＡＡ）の集計によると、ガソリンの全米平均小売価格は１１月に一段と下落している。こうしたことが影響して、予想を下回る結果になれば、ドルが売られる可能性がある。

　また、日本時間午後７時には１２月の独ＺＥＷ景況感指数も発表される。大方の予想はマイナス２６．４となっており、前月のマイナス３６．７を上回り、３カ月続けて上昇するとみられている。
　
MINKABU PRESS