反発、ロシア石油大手の制裁猶予期間が終了へ=NY原油概況
NY原油先物1月限(WTI)(終値)
1バレル=60.67(+0.81 +1.35%)
先月に米国が発動したロシア石油大手ロスネフチとルクオイルに対する制裁の猶予期間が今週21日で終了し、原則的に新規の取引が禁止され、供給が下振れする見通しであることが相場を押し上げた。ロシアから石油を輸入する中国やインド、トルコなどは取引を見送っているもようだが、日量700万バレル規模のロシアの石油輸出がどの程度減少するのか未知数。
時間外取引で1月限は59.26ドルまで軟化した後に下げ幅を縮小。通常取引開始を控えてプラス圏で推移した。通常取引序盤はマイナス圏に押し戻されたが、売り一巡後は買いが盛り返し、60.85ドルまで上げた。
MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。





