ドル円一時158.60付近に急落でムード一変、米CPI控えた様子見から=ロンドン為替概況
ドル円一時158.60付近に急落でムード一変、米CPI控えた様子見から=ロンドン為替概況
ロンドン市場は、ドル円が159.30付近から一気に158.60付近まで急落したことでムードが一変した。取引序盤は米CPIを控えた様子見で159円台前半の上値が重かったが、急落が入ると市場は一気に緊張感を強めた。足元では159円台を回復しているものの、方向感は定まらない。原油安と米債利回りの低下、159.00の大規模NYカット・オプション観測、そして介入警戒が重なり、地合いは神経質さを増している。この動きでユーロ円は183円台前半、ポンド円は214円台半ばまで一時下落し、その後は183円台後半や215円台前半へ反発している。ドル相場は一時ドル安に反応したがレンジは小幅で、ユーロドルは1.15台前半から半ば、ポンドドルは1.35付近から1.35台前半での推移にとどまっている。
ドル円は159円台前半での取引。東京午前に159.46付近までじり高となった後、ロンドン序盤はやや上値重く推移した。米CPI発表を控えて一方向には動きにくい状況。しかし、158.60付近まで一気に急落したことでムードが一変。市場に緊張感が走った。その後159円台前半へと戻すなど神経質な動きになっている。
ユーロドルは1.15台前半での取引。東京午後に1.1532付近まで軟化したあと、ロンドン時間にはドル円の急落とともにドル売りが波及、1.1550付近まで買われた。その後は1.15台前半での揉み合いに落ち着いている。ユーロ円はドル円とともに振幅。東京昼過ぎの183.97付近を高値に、ロンドン序盤には一時183.16付近まで急落した。その後は183円台後半へと買い戻されている。先日の日米協調介入でNY連銀がユーロ円で介入したこともあり、ユーロ円動向も神経質になっている。
ポンドドルは1.35台前半での取引。東京昼にかけての1.3502付近を安値に、ロンドン序盤には一時1.3529付近まで買われる場面があった。その後は1.35台前半での取引に落ち着いている。ポンド円は東京昼過ぎの215.39付近を高値に、ロンドン序盤には一時214.55付近まで急落した。その後は215円台前半へと買い戻されている。ユーロポンドは0.8547付近から0.8532付近まで下落しており、対ユーロではポンドが堅調に推移している。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。