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【本日の見通し】ドル円はしっかりの展開か

為替 

【本日の見通し】ドル円はしっかりの展開か
  
 米FOMCでは注目された経済見通し(SEP)の2025年末時点の見通しにおいて経済成長率見通しの引き下げ、失業率見通しの引き上げ、物価見通しの引き上げが見られ、年末時点での政策金利見通しについては2回が維持された。市場は1回への変更が見込まれており、発表直後はドル売りとなったが、FOMCメンバーのうち7名が年内現状維持を見込み、1回利下げと合わせて19名9名が1回以下との見通しとなっていることで、利下げに慎重な姿勢が目立つとの思惑が広がった。また、パウエル議長が会見で関税のインフレへの影響が根強いと示したこともあり、ドル高が強まった。
  
 この後もドル円はしっかりした動きが見込まれる。中東情勢などをにらみ、145円台後半をどこまで買い上げる勢いがあるかは部妙であるが、下がると買いが出る展開。今日は米国市場がジューンティーンスで休場ということもあり、150円台前半を中心に落ち着いた動きとなる可能性もありそう。
  
 ユーロドルはFOMC後に1.1530前後まで上昇も、その後1.14台へ下げた。やや上値が重い展開となっている。
   
 ユーロ円は166円台での推移、ドル主導の展開の中、対ドルでのユーロの重さもあり、少し上値が重い。
  
 今日は英中銀、スイス中銀、ノルウェー中銀、トルコ中銀などが政策金利を発表する。英中銀は据え置き見込み及び総裁会見なども予定されておらず、落ち着いた動きが見込まれる。注目はスイス中銀で6会合連続の利下げでゼロ金利とするという見方が大勢。25%程度は0.5%の大幅利下げでマイナス金利再開を見込む動きが見られ、その場合はスイス安に加え、対ドルでのユーロ安なども見込まれる。
  
MINKABUPRESS 山岡

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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