アジア株は全面高、米株先物に連れ高 米景気回復加速期待 英中対立はやや懸念視
アジア株は全面高、米株先物に連れ高 米景気回復加速期待 英中対立はやや懸念視
東京時間14:09現在
香港ハンセン指数 28292.19(+392.58 +1.41%)
中国上海総合指数 3409.77(+46.18 +1.37%)
台湾加権指数 16307.03(+246.89 +1.54%)
韓国総合株価指数 3034.68(+26.35 +0.88%)
豪ASX200指数 6827.50(+36.94 +0.54%)
インドSENSEX30種 48980.40(+540.28 +1.12%)
アジア株は全面高、米株先物の上昇を好感した買いが続いている。バイデン米大統領による会見が引き続き材料視されており、ダウ先物は14時時点で100ドル高に。バイデン氏は就任後初となる記者会見で、来月末までに新型コロナワクチンの接種を当初目標の1億回から倍の2億回にすると語った。また、来週にも米経済再生計画を発表するとしており、米景気回復加速への期待感が高まっている。
上海株は1.37%高。医療品や消費者サービス、公益など幅広い銘柄が上昇している。一方で、中国と欧州諸国の関係悪化は懸念材料。中国政府は新疆ウイグル自治区を巡る英国による制裁に対する報復として、英国の団体と個人に制裁を科すと発表した。
台湾株は1.54%高、ハイテク関連が総じて上昇している。TSMCは2.4%高、インテル報道の影響は限定的との見方が強い。先日、米インテルが他社向け半導体受託生産事業に参入するとの計画を受け、ライバル企業であるTSMC株は約2カ月半ぶり安値水準まで下落していた。
執筆者 : MINKABU PRESS
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