【本日の見通し】ドル円は堅調か、米物価の落ち着きも、ドル高の流れ継続
【本日の見通し】ドル円は堅調か、米物価の落ち着きも、ドル高の流れ継続
昨日の市場でドル円は米CPIが落ち着いた結果となったことでドル売り円買いが一時強まり、158.60円前後を付けた。米CPI後に158.60円前後を付けた後、すぐに159円台を回復。159.20円台まで付けた後、もう一度158.60円台まで売りが出る場面が見られたが、その後反発を見せ、米CPI発表前の水準を超え159.50円台まで買われ、今週の高値を更新した。
米CPIは市場予想通りとはいえ6月から前年比の伸び鈍化を見せた。先週7日の米雇用統計を受けて9月のFOMCでの見通しは据え置き期待が利上げ期待を上回る状況となり、昨日の米CPI後に据え置き期待がもう一段強まった。こうした利上げ期待の後退がドル売りにつながったが、ドル高円安の流れは止まらず。地合いの強さが印象的となっており、160円台回復が視野に入っている。
ただ、160円をしっかり超えてくると、介入再開の可能性が高まるとの見方もあり、慎重な動きも見られる。ドル円は159円台を中心とした推移が続く可能性もありそう。
21時半の米生産者物価指数(PPI)、新規失業保険申請件数待ちの意識もありそう。昨日の米CPIは市場予想通りに物価の落ち着きを見せた。PPIも同様に物価の落ち着きを見せるとの予想となっている。CPI同様に予想通りになると影響は限定的に留まりそうだが、予想以上に弱さを見せるとドル売りが強まる可能性がある。また、先週金曜日の米雇用統計の弱さを受けて雇用関連指標への注目が高まっており、新規失業保険申請件数にも注意が必要。予想を超える伸びを見せると警戒感につながる。
ユーロドルは1.15台中心の推移が見込まれる。昨日海外市場では米CPI後のドル安に1.1560ドル台まで上昇も、その後1.1520ドル台まで下げるなど、ドル高の流れが継続しているが、大台を割り込むだけの勢いが見られず。ドル高継続の流れからリスクは下方向と見られる。1.1500ドル割れが見られるか。
ユーロ円は183円台後半中心の推移となりそう。昨日は184.00円前後がやや重い中、米CPI後のドル円の下げに183.16円を付ける場面が見られた。その後183円台後半へ反発するなど、地合いは堅調。
ポンドドルは1.3500ドルを挟んでの推移が続くか。昨日は米CPI後のドル安に1.3540ドル台まで上昇も、その後1.3500ドル割れまで下げてきている。ここからの売りにも慎重で、次の流れを見極める展開となりそう。
ポンド円は215円台前半中心の推移か。昨日は米CPI後の円買いに214.50円台を付けたがすぐに反発した。ドル円の堅調地合いもあり、しっかりした動きが見込まれるが215円台後半の買いには少し慎重姿勢が見られる。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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